緑実りの庭。梅・ナツミカン・ジューンベリー・ブルーベリーの実り楽しみ。
一昨年秋外構工事を含め完成させて頂いた緑実りの庭。1年半が経過し草花が育ち外構との調和も取れてきたのでお写真を撮らせて頂きました。
以前住まわれていたお家のリガーデン工事をさせて頂きました関係で今回の新築工事の外構をご依頼いただきました。ナチュラルで曲線的なデザインがご希望でしたが、建物が直線的なデザインでしたので調和するような素材・曲線の使いどころが難しい現場でした。
庭も広めなので、管理スペースの面積を抑えるため見せ場以外のスペースは防草シートと砂利とさせて頂きました。が、イメージが悪くならないよう砂利の色を整え、グリーンが引き立つものとしました。。
門柱も建物の重厚感に負けないよう壁を重ねるように配置、上品な仕上がりとなるようジョリパットと近い色合いの木目調のタイルを使用しました。前後に草木を植えるだけでなく門柱自体にも立体感を持たせています。
花壇の石材はクラウディーウォーリングを使用しました。壁のジョリパットと比較的近い色合いで素材感の違いで上品な仕上がりを目指しました。いつも注意していることですが床の構造物と壁の構造物がぶつかる部分は出来るだけ緑化しお互いを引き立てるデザインにしています。壁の後ろの樹木越しに建物が見えることもお互いを引き立てる効果と広く感じさせる効果を狙ったものです。
門柱の外側の駐車場部分にもシマトネリコを植え、駐車場自体も庭の一部に見えるようにデザインしています。
駐車場は石風合いのコンクリートにしました。
敷地内はジューンベリーや梅・ナツミカンといった収穫を楽しめる樹木を多用しました。また、下草もラベンダー・ローズマリー・タイムなどのハーブ・菜園スペースも設けてまさに実りの庭となりました。
ポイントとなる立水栓や庭園灯も建物の雰囲気を壊さないよう外構に馴染む仕上がりにしました。立水栓のタイルはお客様お手持ちの物を使わせて頂き、庭や外構にも思い入れが伝わります。
久々にお伺いしましたのでお手入の方法の確認や今後の剪定のお話などさせて頂き、ますます庭を楽しんで頂けるアドバイスもすることが出来ました。
造らせて頂いたお庭を訪問させて頂き、お引渡しの後のアドバイスの大切さを改めて感じさせて頂いた一日となりました。