犬山枕木小径の庭。玄関ポーチ周りも完了。
枕木小径の庭。枕木駐車場の庭。本日完了。
工房前の駐車場はコンクリートにするのではなく枕木を使って自然な感じにしたいとのオーナーのご要望。枕木間隔を10センチ空けてタイムが入り込む隙間を与えています。枕木両サイドもあまりスペース的に余裕がなく、車の乗り降りを考えタイムを多用しました。ゴールデンタイム・フォックスりータイム・クリーピングタイムと種類を変え変化をつけています。
小径周りには、高木のジューンべりー・エゴノキ・シマトネリコを中心に育てやすいラベンダー・ローズマリーなどのハーブを植え、そしてシモツケやアベリアホープレイズ、ニューサイラン、といった葉の色・形にも変化をつけて植えこみました。玄関ポーチ周りは南側にご自宅、北側に工房という条件。時々しか日差しが入らない特殊な環境のため半日蔭に耐えられる植物を選びました。高木にはシマトネリコ、足元にはイワナンテン、ツワブキ、クリスマスローズ、アジサイ、ヒューケラといった葉色・葉の形でメリハリをつけて配植しました。
玄関ポーチ周りから裏側へはベージュの砂利の小径にしました。建物と建物の間にあるこのスペースは、ともすると暗いイメージになりかねない空間。ベージュ砂利を使用することにより明るい通路となっています。植栽スペースをマルチングしているのでより引き立って見えます。
もともと建物の譲れない配置条件があったため、お客様も玄関ポーチ周りのスペースを楽しむことは半ば諦めておられました。実際に仕上がり、このような空間になって本当に嬉しい、癒されるととても喜んで頂きました。
そういった声を頂けてガーデナーとして本当に嬉しく、やりがいを感じさせて頂きました。
そして、もっと多くのお客様に喜んで頂く、頑張らねばと改めて気合を入れ直し、帰路につきました。