幹線道路に面したフェンスは目隠しにしたい。また、掃き出しの窓とフェンスの間の距離が短いことからフェンスまでを床続きのデッキにしたいとのご要望でした。

天然木を希望されていたので、ハードウッドのイタウバで提案。天然木の自然な劣化(グレーっぽく変化する）は全く気にしない、むしろ楽しむぐらいの気持ちとのことから塗装なしで施工しました。

また、目隠しとは言え全く隙間がないのも圧迫感もあり、通常2センチの隙間を1センチにさせて頂くことにしました。板厚が2センチありますので少し上下の目線の角度が付けば更に隙間は狭くなる為、ご納得して頂きました。

ウッドデッキもフェンス同様イタウバ材で施工。雨水桝管理の為ハッチも設けました。

フェンス兼門柱に表札をつけてようやく完成。

玄関ポーチもデッキにしたいとのご要望でしたので、デッキで繋いでいるのですが、玄関ポーチと掃き出しに高さの差がある為、門柱の後ろで解消、15センチの段差を付けてます。

デッキ・フェンスとも大変気に入って頂いています。

以前はレッドシダー材での施工が多かったのですが、材料が柔らかく、加工はし易いが、耐久性に問題がありました。

そのため樹脂や今回のようなハードウッドでの施工が大変多くなりました。樹脂もメンテナンスフリーとは言ってますが、白く劣化しますしメンテナンスが出来ないデメリットがあります。

そういう意味ではハードウッドでの施工がメンテナンスもできるし一番のお薦めだと思っています。